対馬のジビエを味わえる「猪鹿鳥」で焼肉ランチしてきた

絶品グルメ
小宮 大輔
巷で話題のジビエ料理店「猪鹿鳥」。ランチを始めたということで、いてもたってもいられず食べに行ってきました。

対馬のグルメを食べ尽くしたい。小宮です。

世のオシャンティーな人たちから聞こえてくるワードの一つ、それがジビエ。
ジビエとは、”狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉”のことを表すフランス語です。

対馬にはジビエになりうる動物がいますね。多いのは猪と鹿。
「わざわざ獣臭い肉なんか食わんで、牛や豚食っとけ!」なんて言葉が聞こえてきそうですが、そもそも牛も豚も、遡ればジビエ。
対馬で害獣扱いされているこの2種をどう利活用するかは、対馬の課題の一つです。
分かりやすい活用方法は、食べること。

そんな対馬産のジビエを気軽に安く食べられるところがほしいと、常々思っていました。
そんなとき、舞い込んできたこの情報!
ジビエランチを1,000円以下で食べられるとな!?

ジビエ料理店「猪鹿鳥

はやる気持ちを抑えつつ、一番乗りで店内へイン。
まだ誰もいないところを見計らってパシャり。
広々としていて、個人はもちろん、団体での食事や宴会にもぴったり!

昼のメニューはこちら。シンプル!どんなに優柔不断な人でも迷わない!
この思い切りのよさ、大好き。

来ました、桜色の肉たち!
ボリュームがあり、十分満足できる量の肉がテーブルへ。
店員さんに聞くの忘れてたけど、たぶんロース、モモ、バラかな?
これで800円でいいんですか?

※写真は2人前の量です

猪肉を自分で焼いて食べるという初体験。
命に感謝して、いただきます。

鉄板へオンザミート!

焦げ目がついてきて、めっちゃ美味そう!
もう食欲が限界!

特製のタレをつけて、早速一口。

うまっ!え、臭くない!なんこれ!!!
それでいて、ちゃんと猪肉らしき味がする!(そんなに猪肉を食べたことないから、牛や豚と比較しての感想です笑)

こんなん味わったら、定期的に通っちゃうやつ。
対馬のジビエ、激ウマです。

おわりに

昔から対馬に住んでいる人って、あまりジビエを食べないイメージがあるんですよね。「獣臭い!」とかよく聞くし。
でも我が家では桜鍋とか食べてたし…人によると言ってしまえばそれまでなんですけど笑

しかし、今は令和。当然処理技術や保存技術は発達しています。
この日食べた肉は臭みがなく、牛や豚とはまた違う、猪特有の旨味を存分に楽しむことができました。

ジビエを楽しむ上で、匂いや味の多少のクセはあるでしょう。けれど、そのクセが猪や鹿の味わいであって、僕はあったほうが好きです。
全ての肉が同じ匂い、同じ味だと、それはそれで味気ないし、ちょっと怖い笑

害獣扱いされている猪や鹿。
冒頭でも話しましたが、それらを利活用することは、対馬の課題の一つです。
課題の一つの解として、肉の個性を楽しめるリーズナブルなジビエ料理店が対馬にあることは、すごくうれしい。

観光客のみならず、市民も食べてみてください!地産地消!
お二人の人柄が素敵なところも含めて、長く愛される店になってほしい!

猪鹿鳥:https://inoshikacho-tsushima.com/

猪鹿鳥(いのしかちょう)
住所:
〒817-0322 長崎県対馬市美津島町鶏知乙486
お問い合わせ: 特記事項:
営業時間:11:00〜14:00(ランチ) / 17:00〜21:00(ディナー) 定休日:日曜日